委員長あいさつ
全トヨタ販売労働組合連合会(通称:CND)は、「販売の課題は販売自らの手で解決する」という諸先輩方の熱い思いのもと、1988年9月18日に全トヨタ労働組合連合会加盟のトヨタ販売店、部品共販(現モビリティパーツ)、エルアンドエフ、レンタリース、ホームなどを含めた154組合すべてを結集し、CNDが結成されました。販売業界が抱えるさまざまな課題解決に向け、加盟組合と一体となり活動を展開し、現在は184組合が加盟しています。
私たち自動車業界は、100年に一度の大変革期のなか、車両販社各省種別においても会社再編や統合が進んでいます。また、新型コロナウイルス感染症の影響により、組合員の仕事も日常生活も一変させる大きな変化が続いています。
刻々と変わる環境下においても、組合員に寄り添い、組合員の声、職場の声を吸い上げる活動を起点として、職場・会社の課題解決に向けて一歩ずつ着実に歩みを進めていくことが必要だと思います。すべての組合員とその家族の明るい将来を実現し、「労働組合があって良かった」と実感するために、新しい取り組みやあり方を創っていくことが必要だと考えます。
CNDは上部団体ではありますが加盟組合の連合体であり、加盟組合が自主的に組合活動を推進できるようサポートしていく組織です。あらためてCND結成時の基本理念である「貴重な人生を生きる一人ひとりの人間を大切にする」ことを忘れることなく、加盟組合と一体となって活動を展開し、将来にわたっての生活の安定・安心や、笑顔に満ちた明るい職場の実現を目指して参ります。
ともに頑張りましょう!
中央執行委員長 小川敬太